2015年11月18日

「核酸ドリン国を壊滅せよ!」

と言葉を発したのは、ヒドロキシ国に新たに就任した悪意の王、ラジカル。暴徒と共闘、暴力的に国を制圧した後のことだった。平和を望む民は他国へと移り、残った民はばらまかれたラジカルの悪意に侵されていた。壊れた町に、銃声と噴煙が所々、空は真っ赤に染まっていた。

ラジカルは嫉妬していた。長寿と知られ、共存共栄し続ける核酸ドリン国のドリン族を。
憎んでいた。短命で日陵月替な自らの民族を。
父も母も弟さえも早くに亡くしラジカルは孤独だった。絶望の果て。涙は枯渇し、失うものは何もなくなった。破壊が友になった。何かが壊れていくのを見るのが好きになった。笑いながら破壊した、彼を取り巻く全てのものを。

「核酸ドリン国を壊滅せよ!核酸ドリン国の『暁の女神』をさらうぞ!!」

ラジカルはそう言うと、われ先にと宇宙船に乗り込み、隣国の核酸ドリン国へと向かった。

一方、核酸ドリン国。
この日は絶好の天候に恵まれていた。
この惑星は、遠き太陽系惑星唯一の恒星「太陽」を模して造られた「アーティフィシャルサン」に照らされている。これは大昔、ドリン族の祖先が開発した宇宙船「RNA(ルナ)」が初めて太陽系惑星「地球」に降り立った時に調査・研究の結果、造られたものである。長くこの惑星はある恒星に照らされていたが、日照時間が少なかったため、地中を深く掘り下げて生活していた。
ドリン族祖先の英知の結晶が、この惑星に「地上」と「光」をもたらしたのである。


「今日も明るいね」

ドリン国の王子「どりんぱ」は彼女にそう言った。彼女の名は「セラヴィ」、『暁の女神』と呼ばれるのほどの美貌の持ち主だった。どりんぱとセラヴィは、国中の誰もが知る理想のカップルだった。どりんぱは勇敢で気高く、セラヴィは凛とし、才色兼備だった。

「ええ」

とセラヴィも微笑んだ。

ドリン国を照らす優しい光。まるでこの光のような優しさがこの二人を包んでおり、国中の人々が彼らを見て笑顔になり、心が温かくなっていた。
そしてセラヴィは、一つの命を宿らせていた。どりんぱは、新たに誕生する命を生まれる前から名前を決めていた

「どりんぴん」

と。


「どりんぴん」

二人の声が揃って、また笑った。いつまでも続くかのような幸せ・・・。



だが、ラジカルの魔の手がもうすぐそこまで忍び寄っていることを、彼らはまだ知らない・・・



【参考】どりんぴんオフィシャルサイト「どりんぴんとは」より






全国のフォーデイズメンバーの皆様、こんにちは。
森羅万象の特異点、宮城サロンブロクでこざいます。

どこかで見たような小説みたいになってしまったのは文才がないからです。
本社非公認の「どりんぴん誕生ものがたり 第1章」



この物語のつづきは、次回以降のブログに・・・・






書く予定はございません。笑。




さて、本日のブログテーマは

「大地画伯のきまぐれギャラリー その5」

でございます。

先日のブロクで、シナプスカフェ福島で行われる予定の「ぽっちゃりどりんぴんバッチイベント」で大地画伯のイラストを少し紹介させて頂きましたが、そこから少しイラストを変更しました。
フォーデイズ宮城サロンどりんぱ②
フォーデイズ宮城サロンどりんぱ

「もっと凛々しくして欲しい」とのオーダーを彼はまっすぐに受け止めてしまって、完成したのが、

フォーデイズ宮城サロンどりんぱ①
フォーデイズ宮城サロンどりんぱ


「これはもう『どりんぴん』じゃないよね・・・」

って話になり、

「じゃあ、どりんぴんの父で『どりんぱ』にしよう!」

ってことで、少々の設定(冒頭のお話)を加えて、本社非公認の『どりんぱ』が出来ました。


『どりんぱ』が手に持っているものは何か分かりますか?

そうです。BCAAです!



「見よ、この筋肉」と言わんばかりですね。


これは攫われたセラヴィを救いに行くシーンです(会社非公認の設定です)。




「男子三日会わざれば刮目して見よ」

という言葉がありますが、宮城サロンも


「宮城サロン三日来ずは刮目して見よ」

と言えるサロンでありたい。
来て頂ける度に、何か新しいもの(情報などなど)を皆様にお届けしたいと常々思っております。


大地画伯のイラストも、毎回人気でiPadの待ち受けにしてくださる方、SNSのホーム画面にしてくださる方も増えました。


これからも皆様に気軽に来て頂く、自由に使って頂く、そして目で見て楽しんで頂くサロンを目指していきます。
それでは本日のブログはここまで。


バリン

ロイシン

イソロイシン



BCAA-!!


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