2015年06月18日
「歴史を紐解く」という言葉がある。
時計の針を大幅に戻す。
話は、1304年前になる。奈良時代、舞台は奈良の都、平城京。
当時の日本は中国から継受した律令制に基づく位階制度が独自の発展を遂げ、大宝元年(701年)に制定された大宝律令によって、階数は48から30に減らされ、簡素でわかりやすい名称体系に整理されていた。
ある男、名を太 安万侶(おおのやすまろ)と言った。位は正五位上、今でいう貴族といったところだろうか。
そしてもう一人、名を稗田阿礼(ひえだのあれ)といった。阿礼は、聡明だった。目で触れたものを即座に言葉にすることができ、耳に触れたものは心に留めて忘れることはなかった。当時の天皇、天武天皇に命ぜられ『帝皇日継』(天皇の系譜)と『先代旧辞』(古い伝承)という歴史書を暗記した。
時代は少し流れ、天武天皇から元明天皇に代わった時に、この二人はある書物を完成させる。
阿礼が口に出して繰り返して読んだこの二つの歴史書を、安万侶が筆にとり編修していった・・・
これが日本最古の歴史書と言われる
「古事記」
である。
その古事記の中巻にこんな一節がある。
夜麻登波 久爾能麻本呂婆 多多那豆久 阿袁加岐 夜麻碁母禮流 夜麻登志宇流波斯
「倭は国のまほろば たたなづく青垣 山隠れる 倭し うるはし」
倭建命(やまとたけるのみこと)が東征の帰途で故郷を想って歌ったものである。(参考:ウィキペディアより)
全国のフォーデイズメンバーの皆様こんにちは。
森羅万象の特異点、宮城サロンブログでございます。
さて、本日のブログテーマは「まほろばの出会い」でございます。
まほろばの出会い
まほろばの出会い
ま ほ ろ ば ?
皆様は「まほろば」の意味をご存知でしょうか?私は今日から始まったフォーデイズの新しいキャンペーンを見て、この文字が飛び込んで来て疑問符が頭の中を駆け巡りました。
「まほろば」とは何か?普段使うことはないけど、どこかで聞いたことがあるような、ないような、そんな言葉です。
まほろばの意味は、
「素晴らしい場所」
「住みやすい場所」
という意味で日本の古語らしいです。
皆様ご存知でしたでしょうか?
このまほろばの語源をさらに調べていったところ、冒頭のお話しになります(少し長くなってしまいましたが)。
まほろばの語源は古事記、やまとたけるのみことが、故郷(倭=現在の奈良県)を思って歌ったもの。
そうです。
今日から始まったキャンペーン
「春日大社 第六十次式年造替記念公演
『まほろばの出会い』」には、
「素晴らしい場所での出会い」という意味があります。
何て素敵なタイトルなのでしょう♪フォーデイズらしい言葉だと思いますし、弊社が特別協賛するのも頷けます。
公演の詳細はこちらをご確認ください。

審査条件などのご確認は、ファックスボックス(FAXBOX:06-7636-9772 BOX番号:12002キャンペーン)でご確認頂くか、お近くのサロンにてお問い合わせください。
それでは、本日のブログはここまで!
いち、にい、グッジョブ!
最後に
私にとって、仙台はまさに「まほろば」です。
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この記事へのコメント
1. Posted by 千葉優子 2015年06月20日 21:41
大阪サロンのとなりが駅で、そこから電車で30分位で法隆寺駅でした。近いです。
春日大社も行きました。
まほろばについて調べて頂き、 古代の人々の行き交いがイメージされました。
これが思いが伝わるという事ですよね(*^_^*)
行ってみたい。講演を聞きたい(≧∇≦)と思いました。
